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どどめ色の闇鍋

色々な備忘録。平成仮面ライダーとゲームが多い。すべて個人の感想です。

アニメ『メカクシティアクターズ』の感想・レビュー

アニメ 雑文

 

「カゲロウプロジェクト」のアニメーション作品メカクシティアクターズ(1クール)を見た。
今はかなり落ちついたものの、アニメが放映された時期は低年齢なファンが多いゆえに真偽が定かではない様々な問題が頻発していたけれど、カゲプロっていう作品自体はおもしろいよ。
作品に罪は無い。

 

www.excite.co.jp

 

『「カゲロウプロジェクト」とは?』って疑問には、上記の記事がわかりやすかったので詳細はそちらを参照。
簡単にこちらで説明すると、カゲプロのストーリーは「少年少女が未来への一歩を踏み出すまでのループもの」。
そこに能力モノ要素も混ざってる。

(「ループってばらしちゃだめな核心では?ネタバレって書いてくれ」って人もいると思うけど、正直カゲプロは事前にループってわかってないと頭がミックスされてついてけない部分が多い。)

 

個性的で青くさいキャラクターと、若い心をくすぐる「目を○○る」という能力や、ニコニコ動画で公開されている原作のPVが魅力。
原作者のじんさんが手掛けるミュージックは、アップテンポなものからバラードまで幅広い。
そしてPVは「カゲプロ」のキャラをイメージしたり、物語の断片を示唆したもので、スタイリッシュな絵柄もあいまって魅力のひとつ。

 

 

 

自分はこの2曲が好きです。
中二っていえば身もふたもないけど、その中二要素がギュっと凝縮されててグッド。
でもコメントは腹立つから消してる。

 

メカクシティアクターズ』の感想

リアルタイムで『メカクシティアクターズ』は5話くらいまでは付いていったけれど途中で離脱。

理由は…まあ話がアレっていうか…支離滅裂なシナリオ構成っていうか…。
アニメ放映直前の時期になぜか突然ハマって動画も追って漫画も小説も発売されていたやつを全部購入してアニメに挑んだが、ついてこれるやつだけがついてこいスタンスの圧倒的スピードに耐えられず心が折れてヤフ○クで手持ちの関連商品を全部売ったのが懐かしい。
内容の記憶もほどよく抜けていることだし、もしかしたら最後まで見て評価が変わるかもしれないそろそろ見てみっかと最近完走。8月なのもタイムリーだし。

 

結果、ファンだった自分でもカバーできないアニメだった。

 

 

シナリオ構成の悪さ

(ほぼ動かないけどたまにドキッとする表情がある)恵まれた作画と恵まれた声優でもカバーできないシナリオ構成。
というものも脚本を担当しているのはじんさんつまり原案のかたで、音楽制作がメインだけれどカゲプロのノベル化を執筆して結構売れたからアニメもやったのかどうかは知らないけれどコレに限ってはプロの脚本家に頼んだほうが絶対に良かった。
というか、プロの脚本家で見たいアニメだった。

 

難点として、とにかく話の軸がつかみにくい。
コイツらは今何をやってるのか、何が目的なのか。
そういう縦の軸線が全くわからない。
のちに明かされるとはいえ、1クールの半分すぎてからはあまりに遅すぎる。キーパーソンであるマリーの描写すらおろそかで、はわわ…言ってる女の子がいつのまにか世界ループさせてた衝動の理由に感情移入するっていうステージにすら上がることができてない。

そして群像劇は個人的に好きだけれど、主人公が定まっていない形態が余計に話の軸を混乱させている。

 

ウィットに富んでいるわけでも、クスリと笑えるわけでも、たいして話が進んでるわけでもない薄い会話劇をカットすれば、1~2話はひとつにまとめたと思う。
さすがにやばいと感じたのか後半は怒涛の勢いでネタを明かしていくが、いままでに散らした伏線というかそもそも情報がほぼ視聴者に明かされていないので、真顔で「 はい、 はい、 」としか言えない。

 

シャフトの白昼夢じみたオシャレ演出もあいまって、このだだっぴろい部屋は現実なのか?とか、今は精神世界なのか?とか疑問を浮かべながらもベルトコンベア式に話はドンドン進む。

ちゃんとコレまとまるんだろうか、と心配していたらトドメの最終話。
なんかよくわからんうちに黒コノハが登場して友情パワーでループを断ち切った…。
友情パワーはいいんだけれどマリーとメカクシ団の交流この12話でほとんど見れてないから感情移入が1ミリもできない……ラボのモブは誰だ……というか貴音はいつのまに戻ってるんだ…。
すべての疑問を置いて迎えたのは、さわやかなミュージックにのせたエンディング。
スゲエもん見てしまった………と、一種の感動を与えてくれた。

 

 

見てよかったと思う部分は、「ロスタイムメモリー」エンディングのシンタローと女王マリーとカノの慟哭と宮野劇場。

女王マリーと黒コノハの従う気がゼロな主従関係はかなりツボなので、詳細を描写してくれるかなと期待してたらゼロ。
まあ、このアニメを見るモチベーションは、動く女王マリーとすかしてるけどメンタルボロボロなカノの姿だったので、両者を見せてくれたのは感謝。

さらに「夜咄ディゼイブ」だけでもやってくれたら、どんなにアレでも庇ったけれど1ミリも無いのでこのアニメの完成度は低いとハッキリ言っておきます。

 

 

ファンだった自分でもちゃんと見ていてキツい部分があったけれど、25分あるオシャレなPVだと思えばかなり好き。
シャフトの趣向を凝らした美術や、声優さんのたくみな演技、あとやっぱり曲が良い。
じんさんは脚本はいいから、アニメだけの曲とかそういう部分で活躍してほしかった…。

DVDが1話収録でCDアルバムと同じ値段だから、やっぱアニメーションじゃなくてPVのつもりだったのかもしれないですね。  

 

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