どどめ色の闇鍋

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【RPG】動きだす少女の ”時間”。フリーゲーム『停滞少女』の感想・レビュー

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DLサイト様

公式サイト様



配布時期2011年7月(ver1.41)
ジャンルファンタジー探索RPG
制作ツールRPGツクール2000
プレイ時間・正規エンド回収まで約3時間。裏ボス撃破までは計4時間


『砕くのは夢。あの人の娘であったあたし自身』

過去も未来も存在しない『時計の国』の物語。
壊れた大時計。止まった時間。記憶の歯車。人と、闇人。
世界の時間を取り戻す、少女アリスの静かな旅。

公式サイト様より引用。)


マテンロウ計画さんのフリーゲーム
最新作(2015年1月現在)は『嘘つきジニーと磔刑の国』ですね。
おもしろいシステムの、兄弟愛なゲームでした。


過去も未来も存在しない「時計の国」に暮らす少女「アリス」
「時の管理者」である少年「ティスカ」。彼の傍にいる闇人「グリネロ」
たった二人しか人間が存在しない「時計の国」の大時計が壊れ、世界が停止してしまう。
「針の欠片」と共に失われた記憶を集める「アリス」を待つものとは。


そんな感じのあらすじ。
基本的に、ダンジョンのボスを倒したさきにある『針の欠片』を入手していくサイクル。

そして、本作のいちばんの特徴は、レベルが存在しないRPGだということ。
得た経験値(=「Forceポイント」)を、「LP(体力)」・「PSY(威力)」・「AGL(敏捷)」の三種類に好きに振り分けて、強化していく。
なので、レベルをあげて物理で殴らなくても、簡単に強くなれる。
シンプルながら奥深いシステム。


全体的に裏ボス以外の難易度は低い。
序盤は死にまくったけど、デメリットが無いうえにスタート地点の時計前にもどるだけ。
タイトル画面にイチイチもどらないのでリトライがラク。
ラスボスを撃破するのに失敗しても、装備画面からリトライできる親切設計。

「サークレット」装備と「自虐ホロコースト入手後はサクサク。
というか、スキルの習得を知ってるか知らないかで序盤の難易度が変わる。

序盤の敵を瞬殺できる「サザンクロス」、終盤まで重宝する「自虐ホロコースト」。
この2つは無いとキツイんじゃないかな。
ちなみに「精神刺撃」を使いまくれば、「サザンクロス」が出現。
そして、同じように「サザンクロス」連発で「自虐ホロコースト」入手できます。


RPGツクールっぽくないRPGでした。
グラは自作なのかな?
メニュー画面などのUIがシックな落ち着いた色彩で、しゃれている。
アリスやティスカの動きが細かく、凝ったドットで目が楽しい作品でした。


ここからシナリオのネタバレ。






楽屋裏を見る限り、2種類のエンドは、どちらもどうあがいても絶望。

アリスとティスカのふたりの関係が、恋では無く愛ってのがいいね。
ただ主人公であるアリスの心情がよくわからなかった。
キーワードや世界観はとても雰囲気があるのだけれど、
表面をなぞったような表現がおおく、もう一歩ふみこんだ描写があったら、さらに良かった。

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