どどめ色の闇鍋

色々な備忘録。平成仮面ライダーとゲームが多い。すべて個人の感想です。

【ADV】その電車の終着点とは、フリーゲーム「デンシャ」の感想・レビュー

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公式サイト様



配布時期2013年5月24日。
ジャンル探索謎解きADV。
制作ツール「WOLF RPGエディター」。
プレイ時間約1時間でクリア。


父と共に電車で田舎に向かう少年が目覚めると、おかしな畳の部屋にいた。
どうやらここも電車の中らしい。
モノノケたちに導かれて、彼はどこか懐かしいそこを探検しはじめる。

公式サイト様より引用。)


「冠を持つ神の手」などを制作した小麦畑さんのところのフリゲ。
ゲームオーバーも分岐も無い、完全な一本道の作品。
冒頭でなんとなく舞台演劇のような演出だな、と思ったら、『劇団「少年王者館」』をモチーフにしているようで。


すごいゲームだった。
ダンスマカブルでも思ったけど、マップの構造を最大限生かした趣向が凝っている。


数字版をクルクルとまわしたり、移動したりして、マップが変化していく。
そして、アイテムを集めて、特定の位置に置いていく。
基本はオーソドックスな探索ゲーだ。


序盤はシステムがややこしいぞーと感じたが、キャタツを入手しコツをつかんだら、決して謎解きの難易度は高くなく、トントンとフラグを繋いでいけた。
そして、この世界の仕組みに気付き、そのときの衝撃といったら。

本作品の核は、決して奇をてらったものではなく、誰にでもある普遍的なものだ。
それをよく練られたギミックと、ムダな所がひとつもない全てに意味がある演出で、みごとにプレイヤーに何かを訴えかける圧倒的な作品に仕上がっている。


実況を見るのもいいけれど、この作品に関してはぜひ最後まで自分の手で動かしてほしい。
ゲームでしか表せないギミックもあるので、自分でも動かしてナンボだと思う。
プレイ時間もさほど長くないし。
そして、こめられたメッセージが深く伝わる、エンディングまでたどりついてほしい。

とにかく、とてもゲームしてるなーと感じた作品だった。
語彙が乏しく、このような表現に留まってしまうが、ぜひ多くの人にやってほしいと感じさせる作品だった。

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