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どどめ色の闇鍋

色々な備忘録。平成仮面ライダーとゲームが多い。すべて個人の感想です。

【RPG】フリゲ版ペルソナ3、フリーゲーム『Persona - The Rapture』の感想・レビュー

フリーゲーム フリゲ-RPG


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* DLサイト様
* 『ペルソナ』シリーズのオマージュRPG
* RPGツクールXP。
* レベル50、約9時間でクリア。


『夜明けの口笛吹き』と同じ作者の本作。
タイトルは、外国のバンドからのよう。

公式サイトにエンディング後の小説があるけど、それを読むかで本作の印象が変わってしまう。 なので、読める人は読んだ方がいい。
(公式サイトがリンク切れだったので、上記のURL修正しました。後日談はDLサイトのダウンロードをクリックしたページで読めるよう。(16/03/14.追記))

3つは面倒くさい!って人は、最後の一つだけでもいいかもしれない。

ウインドウズ7でやったけど、起動が少し面倒くさい。

起動できねえ!ってなったら、

ゲームフォルダ内のファイル『Game.ini』「Library=RGSS100J.dll」100103に書き換えて、上書き保存
で動くと思う。

ペルソナ風というか、もろペルソナなRPG

ペルソナシリーズは、初代は漫画。3、4は映像・書籍で知っているものの、ゲームは未プレイ。
そんな私でも楽しめた。
タイトル画面はそれっぽいけど、ゲームは3・4のようなグラフィック・UIでは無いので、オシャレRPGを期待していると裏切られるよ。

個性豊かな(主人公含む)8人のメインキャラクターとジュブナイルするのは本家も『The Rapture』も同じだけど、なんつーかキャラクターが、フィクションのテンプレっぽくない。俗っぽくて、生っぽい。

例えば、「優秀な生徒会長」っていう男キャラ。
四角四面なのかな?と思いきや、趣味は賭け麻雀、兄の婚約者に横恋慕っていう。
例えば、「文学部に所属するいじめられっ子」な少女。
一方通行な愛と回りくどすぎるポエムが、たまにきず。

簡単に、純粋に、「好き」っていうキャラはいないかもしれない。
全員、面倒くさい思春期。

哲学的というか宗教的なストーリー

ペルソナ、アイデンティティ、「自分」という存在。そういう概念に、深く語りかけてくる展開が多い。
それを全て解決する言葉が、「アナタのための神?それとも、神のためのアナタ?」なのかな。
「あの子」が消えたとしても、このゲームを通してプレイヤーの心に残ってるんだよなあ。



serial experiments lainを思い出した。
コレは15年以上前に発売されたPSソフト。中古の値段が5ケタなプレミア商品。

ネタバレを抜くと「このゲームも『アナタのための神?それとも、神のためのアナタ?』に通じるところがあったな。」と感じた。


テンポが良く、「1話」「2話」と区切りがあるので、サクサクと進める。
なまじ小難しいテーマなだけに、バックログがあるのが助かった。

戦闘は、後半になると技が多くなるから属性ごとに分類できると良かった。
あと、ペルソナにグラフィックは欲しかったかも。難しいだろうけど。

大河原・比良坂・春日・ココロのパーティーでクリアしたけど、そのあとに日野ハーレムパーティーの快適さを知った。
さっさとストーリー進めたい人は、後者でどうぞ。

まとめ

良質なフリーゲームのRPG。
作者の方が、ペルソナ3の影響受けたと明言してるだけに、似た点が多い。
だけど、パクリではなく、オマージュに昇華してるからあまり気にならない。

シナリオはいくつか謎が残っているけど、それを考察するのも含めて、心に残るゲーム。
キャラクターがひと癖もふた癖もあるヤツらだけど、クリア後は愛着がわいて、なんだかんだで好きになる。
春日陸くんが一番好きですね…、あと上記で欠点書いちゃったけどそこも含めて藤枝も好きです。

それと、音楽が自作!コレはスゴい。
この作者の方は、ボーカロイド鏡音リン『エンジェルヘイロウ』で知っただけに、BGMがとても良い。
クリア後にオマケ部屋があり、そこで全てのBGMを聞けるところとか、
キャラクターの後日談・小話・隠しダンジョンもあって、やりこみ要素も多い。


続きからキャラのネタバレ。


主人公

無気力、無意志、無感動。周りに流されて何となく生きる。


のわりにはヘンな選択肢がやたら多い。

比良坂に「けいちゃんです」って言ったの笑ったしかもそのまま受け入れたし。
あのあと比良坂が主人公のこと「けいちゃん」って呼んで、メンバー特に春日とひと悶着ある展開ぜってえ来たでしょ。

鷹取ココロ

主従関係を求める美しき謎の先輩。
たぶん最初から死んでたんだよなあ…。

冒頭を見ると、クールというより元々はちょっと天然で比良坂に似たところのある性格だったのかな。
ゲームやった人なら、比良坂はココロのシャドウなんじゃね?!って一度は思いそう。
私は思いました。

山田ちなみ

考えるより手が出る女子。
自分の「女性」への変化と、「男性」との関係に比例して変わっていく事についていけないのが、日野とのラブで一歩踏み出した。
だけど藤枝と修羅場ってるのは、また腹が痛くなりそう。がんばれちなみ。

春日陸

情緒不安定でウジウジ、中性的というかは女々しい同級生。

まさか、春日陸クンにオ×ニーを教える展開があるとは思いませんでした…。
しかも、そのあとにちゅーを求められる展開になるとは…。
比良坂にメロメロの描写無かったら、ホモキャラ確定でした。

後日談の小説では語り部三冠。
たしかにメインメンバーの中では、一番常識的というか一般的な感性を持っているか。

藤枝百合花

他人に寄生しないと自分の居場所を見つけられない系から、かなり成長した。
俗世界では生きにくそうな子。

ポエマーなだけに告白も詩的。ただし、後日談を見ると微妙にドロドロ?
日野よりは大河原とか春日みたいなタイプの方が相性よさそうだぞ。

大河原琢己

豪快系。結構モテるバンドマン。
描写は無いけど、なんか背が低そうなイメージが。
コミュで、百合花→大河原←日野がポテトサイクルが妙にかわいかった。

石神先輩

ラスコーリニコフってなんだよ。
カタブツクールイケメン生徒会長ポジかと思いきや百合とか知ってるんですか。
お前ホントに優等生クールイケメンキャラか?という型破りなお方。

比良坂ヨミ

名前や金髪碧眼っていう容姿がフィクション寄りなのは、人々の意識から生まれた偶像だからっていう伏線?
制服も、なんかアニメっぽい感じなんだろうな。
ツンデレじゃないんで!

ラストバトルのフラッシュバック

全部メインキャラの願望だろうなー。

  • 比良坂に気があった春日は、結婚して作家という夢が叶った夢。

  • 戦隊ものは山田。

  • 質素ながら、なつめと結ばれる石神。

  • 廃墟でぼーっとする百合花。

  • 魚釣りの優勝賞品は火星旅行な大河原。ここで日野に対して複雑な感情っぽいのは、自分の安定していた交友関係に入ってきたため?。

  • 死んだはずの両親や弟と幸せな日常生活をおくっているココロ。

春日だけ所帯じみてるっていうか俗っぽいの笑った。

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